ミスコンテスト と 万国博覧会
ニュースで大きく取り上げられましたが、2025年に大阪で万国博覧会(正式名称は2025年日本国際博覧会)が開催されます。
開催は、決定までにライバルのバクー(アゼルバイジャン)、エカテリンブルグ(ロシア)と争い、両都市ともかなり有力と見られていたので、決定のニュースが流れたときには、テレビコメンテーターから「無理だと思っていたのに」という、かなり辛いwコメントが出ていたものです。
ご存知の通り、大坂では1970年に一度、万博が開催されています。
そして、こちらが2025年開催の万博。
また、先日亡くなられたことがニュースになった、作家で経済評論家の堺屋太一氏は、1970年万博では通産省(現、経済産業省)の官僚として、万博の総合プロデューサーとして奔走され、名前を知られるようになった方。
今回の2025年大阪万博でも、その推進には並々ならぬ努力をされた方でした。
開催を目にすることは出来ませんでしたが、開催決定を知って亡くなられたのは、それでも良かったことでした。
さて、その万博のイベントの一つとして、ミスコンテストが開催されていることはご存知でしょうか。
世界の人々が集まるイベントである、万国博覧会に世界の美女が集まるミスコンテストは、盛り上げのイベントとしてはぴったりでしょう。
日本の万国博覧会で、よく開催されているミスコンテストがこちらです。
実はミス・インターナショナルは、1970年大坂万博のイベントとして、開催されています。
実に華やかなイベントだったようです。
ミス・インターナショナル・ビューティー・ページェントの名称で開催。
司会は、田宮二郎/E・H・エリック/宮崎総子さんの3名で、いずれも今は故人となっている方々。
時代を感じさせます。
その後も、このミス・インターナショナル世界大会は日本で行われた、主要な万国博覧会でイベントとして開催されることが多かったのです。
他にも、
1975年 沖縄海洋博
1985年 つくば科学博
1988年 中部未来博
1990年 大坂花博
などでも、ミス・インターナショナル世界大会が開催されています。
平成に入ってからはありませんが、これは日本で万国博覧会が開催されることが無くなったからで、万博がある意味、バブル時代の象徴のような言われ方をすることもあります。
日本には、ミス日本やミス・ユニバースなど歴史あるミスコンテストもありますが、なぜミス・インターナショナルばかり「お呼び」がかかるのかと思われますが、おそらく主催団体が一般社団法人国際文化協会という、外務省の外郭団体だったことが大きいのではないかと推測できます。
さらに、ミス・インターナショナルは日本大会と世界大会を同時に開催しているので、イベントとして適当と判断されたのでしょう。
さて、来るべき2025年大阪万博。
ここでもミスコンテストは開催されるのでしょうか。
開催されるといいのに、と思っていたら、なんとミス日本が、万博招致に全面協力しているようです。
となると、2025年万博ではミス・インターナショナルではなくミス日本が開催?
・・・いえいえ、両方開催すればいいのです。
もちろん、ミスヴァージン日本も開催したいです。
そうすればもっと盛り上がりますよね。